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症状と漢方薬 漢方薬の基本知識 陰陽

漢方薬の正しい基本知識を身につけましょう


陰陽

漢方医学において治療方針の決定つまり漢方薬の選択は、それぞれの人の「」に基づいて行います
代表的な「証」には次の3つがあります
  1.虚実(虚証と実証)
  2.陰陽(陰証と陽証)
  3.気・血・水


漢方医学においては、病気というのは体力と病邪の闘いとしてとらえます
陰陽というのは、この病気との闘いにおける病邪の進行状況と体力の消耗具合をみるメジャーと考えると良いでしょう
虚実が体力の質的な充実度を示す証であるとすれば、陰陽は体力を量的にとらえるものと考えられます


陰証

陰証の人は、病気の状態は、消極的・静的・潜伏的であり、寒冷の傾向があります
このような場合、寒気を訴えて、手足が冷えています
顔色も青白いのが特徴で、熱が出るといった様な症状はありません
従って、陰証の人に対しては身体を温める作用のある「附子(ぶし)」や「乾姜(かんきょう)」を含む漢方薬を用いて治療を行います


陽証

陽証の人は、病気の状態は、動的・開放的であり、熱性の傾向があります
炎症・充血・発熱といった症状を示すことが多いので、身体を冷やして熱をとりのぞく作用のある漢方薬を用います
例えば、「桂皮(けいひ)」や「麻黄(まおう)」などを含む漢方薬です



「陰陽」とは、病気の進行具合と体力の消耗度をみるものですから、病気の勢いとその人の体力を量的な面からとらえて割り出します
病気のかかりはじめ等で、体力が病邪よりも優位にある時期を陽証期といいます
それに対して、病気が進行してきて体力が病邪よりも劣った状態にある時期を陰証期といいます


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